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一般社団法人 まちの誇り

𢰝木 崇史 /宮城県・岩手県沿岸部(気仙沼で登記予定)
【HP】 http://www.machihoko.jp
【facebook】 http://www.facebook.com/machihoko

𢰝木 崇史

事業概要

●ミッション
「地域や世代や組織を超えた人のつながりの結節点となり、 まちに埋もれてしまっている本来の魅力を引き出すことで、 そのまちに暮らす人々が誇りを持てるようなまちづくりに貢献する」

●事業内容
(1) 町の誇りプロデュース事業 →地域に雇用と誇りを生み出したい地元の事業者に対して、 域外の人材を巻き込みながらその実現をサポートする。

(2)まちメディア事業
→地域の情報を地域内外に発信できるメディアを創出することで、 地域の中の新たなコミュニケーションの活性化と、地域外への継続的情報発信を後押しする。

(3) まちの寺子屋事業
→全国から様々な領域で活躍する人たちを招いて学習の機会を提供することで、地元の若者に自身の可能性の幅を広げる機会を創出する。

(4) まちの魅力発見ツアー事業
→他地域から人を呼び込み、地元の人とのリアルな接点を創出する。
(対個人だけではなく、社員旅行などの対法人も含む)

(5) まちの応援事業
→大企業などで働いている社員を、一定期間地域の事業者に派遣するプログラムを提供する。

事業を始めたきっかけ

心の復興に向けて、東北の人たち(特に若者)が、自分の町に誇りを持ち、未来に希望を持てるような状態を作り出したい。その為には、地域の中に付加価値が残るような、儲かりつつ、カッコいい仕事を創出し無ければならない。

もともとの素材は良いものが多いので、正当に付加価値をつけるマーケティング展開ができれば、そこには利益と雇用が生まれるはずである。また、その過程の中で、地域における事業者間や世代を超えたコミュニケーションを生み出し、皆が自分の町や仲間に誇りを持ち、未来への希望を共有できるような状態目指すと共に、まちを支える次世代のリーダーをまちぐるみで育てていく。そんな状態を実現したいと思っています。

その結果として、そんな魅力あふれるまちに外部からの人が定期的に訪問するような流れを創り出したいと思います。 また、上記の課題は、東北に限った話ではないと思います。この事業は被災地域外の方々の関わりが重要になるが、被災地域外の人には、東北を「第二のふるさと」であるかのような当事者意識を持って関わってもらうことで、「第二のふるさと」と思えるような人間関係を構築してもらうと共に(それが継続的な来訪動機にもなる。)自分が今住んでいるまちや自分のふるさとに対する意識も高めてもらい、将来的には自分のまちやふるさとに付加価値をつけるような活動を展開していってほしいと思っています。
この法人のネットワークを、そのような「まちの誇りプロデューサー」の人材輩出組織に成長させていきたい。

プロフィール

東京大学経済学部卒業の後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて主に大企業向けの戦略コンサルティング業務に従事の後、(株)リンクアンドモチベーションに転職。組織人事領域のコンサルタントを経て、ブランドコンサルティング事業部の執行役員を歴任。その後、東日本大震災を機に独立し、現在は主に沿岸部の漁業ならびに水産加工事業の復興支援に従事。

もともとあった地域の良い素材に、地元の人たちと他地域から入ってきた人たちのコラボレーションを通じて付加価値をつけて発信することで、地元の人たちの心に誇りを取り戻すことを目指し、その結節点となるべく一般社団法人まちの誇りを立ち上げ、代表理事に就任。その他、RCF復興支援チームフェロー、一般社団法人地域エネルギー創発ネット理事、任意団体ソーシャルクロスアライアンス立ち上げメンバーとして活動中。1979年生まれ。

【ひとことコメント】
現在の東北には日本が抱える課題が凝縮されていると思っています。一方で未来に向けてそれらの課題を解決しようという志にあふれる人たちが全国から集まっていると思っています。行政と民間、東北の地元の人達と地域外からの人達、高齢者から若者まで、組織や世代や地域の壁を越えて、日本社会の新しい形を創り出し、日本への誇りと未来への希望を創り出す活動を皆さんと力を合わせて展開していきたいと思います。一緒に頑張りましょう。